バンド練習前に少し時間あったので、飛び込みでお宝@町田に行ってきました!
新マシン「鮫肌・改」で一度試走はしてるのですが、今回は実験も兼ねて行います。
こいつで試したかったのは「ローラーの前後位置」です。
前に記事にしたこれ。
これを試せるように、こいつのローラーは前後に2cmほど設定幅を変えられます。
この2cmで走りにどんな影響が出るか見てみます。
遅いからといって使えないわけではなく、遅くできる仕組みとしての活用方法まで見えればいいな。
もう1つが超小径の走り。
こいつのタイヤは過去最小の22.6mm。
これが使えるのか?
MSメインマシンとの速度比較です。
試走したときめっちゃ遅かったんですよねw
なので、しっかり試しておきたい。
ということでまずはローラーの位置から。
お宝@町田にはフラットコースがあるので、こういう検証がしやすいのだ。
まずはフロント13mm、リア19mmでリアの位置を一番遠い位置、ロングローラーベースに。
ローラーベース155mm!前代未聞ですw
このときのタイムが・・・17.63秒。
3回走らせて一番いいタイムを取っていますが・・・遅いw
テスト用なので少し使っただけの慣らしもしてないハイパー、タイヤも滑りすぎる前後縮みタイヤでありますが。
友達の素組+開けポンマッハのMAが15秒台でてるくらいなのでw
これじゃ話にならない。
次に少し詰めてみる。
ローラーベース144mm、これでもかなり長いですね。
走らせてみると速い時で17.36秒。
0.3秒ほど速くなりました。
簡単なローラーベースでこれだけ変わるのは面白いですね。
次にリアを詰めれるだけ詰めてみる。
132mm、一般的なローラーベースくらいでしょうか。
このときのタイムが17.20秒!
やはりローラーベースは短いほうが速い。
平面のコースであればこれは確定だと思います。
ではフロントも詰めてみます。
フロントは前後移動できる仕組みはないので、13mmから9mmに径を落とすことで、搭載位置を後ろにずらします。
距離でいうと5mm。
先ほどの検証と同じようにリアローラーを移動させると、150mm、139mm、127mmになります。
結果は・・・
150mm:17.51秒、139mm:17.03秒、127mm:16.96秒
全ての構築でフロントローラーを後方に下げた、ローラーベースの短い構築が勝っています。
全部並べるとこんな感じ。
- 155mm:17.63秒
- 150mm:17.51秒(フロント下げ)
- 144mm:17.36秒
- 139mm:17.03秒(フロント下げ)
- 132mm:17.20秒
- 127mm:16.96秒(フロント下げ)
ローラーベースの調整だけでこれだけタイムが変わります。
139mmが少し速いのはフロントを下げる、というセッティングにレイトブレーキング効果があるからかと思います。
このコースは短いので、長いコースであればもっと顕著に効果があるかと思います。
次に走りの性能がどれくらいか。
これはこのマシン、22.6mmという超小径のマシンがどれくらい走れるのか、をみてみたいです。
まず対抗機として雷鼓を持ってきました。
慣らしたモーターですが、同じくハイパーです。
フロントが高グリップタイヤで前後アンカーのマシン、ウェーブやデジタルが苦手なのでこのコースではかなり遅いのですが…
なんと15.75秒・・・ローラーベースを詰めた鮫肌より1秒以上速い。
タイヤ径が23.5mmなので1mmほど大きいのもありますが、やはり速いです。
というより鮫肌が遅いんですね。
原因はタイヤのグリップも大きい。
縮みタイヤって、マルーンよりグリップないんですよね。
5レーン用の斬紅郎はスタート台があるのでそこまでわからなことが多いのですがwほんとツルッツルなタイヤです。
タイヤ径も小さいく、車重も軽いのでホイールスピンも多いのかな。
ちょっとリアだけでもグリップを戻してあげたいです。
ついでにパワダとスプリントのタイムも測っておきました。
バンパー周りのセッティングは127mmの最速を出せた構築です。
- PD:15.81秒
- SD:16.08秒
パワダはこないだ慣らした36500rpmのものなのでなかなか速い。
とはいえ雷鼓よりまだ遅いので、やはりタイヤ径とタイヤグリップが問題なのでしょうね。
スプリントも開けポンだとこんなもんなんですね・・・慣らして使ってみたいです。
ということでどうでしたでしょうか。
今回の鮫肌、ローラーベースの調整でも速度調整がけっこうできそうですよね。
でもそれを生かすには、もう少し絶対速度を上げる必要があります。
次回はリアだけ、縮ませてないタイヤに変えて挑戦してみますね。
あとはリアだけローラー幅を詰める、ってのも見ておきたいなぁ。
この記事を動画にも起こしてあるので見てやってください。
いろんな発見ができて、個人的には面白い検証でした。
ミニ四駆は奥が深い・・・
ではでは。