塗装がなかなか終わらないので、考察コーナーですw
ローラーベース。
前後のローラーの幅のことです。
この幅が狭いほどコーナーリングが速く、広いほど直進安定性が上がる。
(参考:左が110mm、右が125mmです)
…と。
言われていますが、この理由を説明できている記事って見たことない気がします。
なので考察してみます。
ローラーの位置の意味
レギュレーション的にはタイヤの中心よりフロントは後ろ、リアは前にハミ出てはダメ、となっています。
ここにレギュがかかる、ということは逆に言うとタイヤの中心にローラーが近いほど、速い、とも取れます。
理由は2つあります。
- レイトブレーキ
実車でよくある「コーナーの突っ込み」ってやつです。
ローラーがコーナーでレーンに触れる=遠心力+抵抗=ブレーキです。
このブレーキがかかるのが遅ければ遅いほど、速度が乗った状態でコーナーに入れます。
つまりレイトブレーキングです。
じゃぁどうすればローラーがレーンに触れるのを遅くできるか、となると…
フロントローラーを出来るだけ後方に取り付ける、となります。
またリアは出口で速くコーナーから離れて欲しいので、できるだけ前方に、と。 - 旋回半径と抵抗
ミニ四駆のコーナーは綺麗なRを描いた円形ですので、理想のラインはコンパスです。
点を中心に点で真円を描く、これが理想です。
マシンを点に近づけるならw、極論だと球体が最高です(^^;
でも無理なので、出来るだけ点に近づけることになります。
この理論だとセンターに1個ローラーが最高になってしまいますがw さすがに走れない。
前後ローラーでレギュレーション内で1番「点」に近いのは?と考えると…
マシンの内側にできるだけ近づける、が答えです。
また旋回中のタイヤの位置も重要で。
同じように旋回の中心に近く、中心から前後均等になるのが1番抵抗が少ないと考えられます。
この位置にタイヤを持ってくるには、前後ローラーがタイヤから均等な位置になければなりません。
ローラーベース、幅の意味
一般的にローラーベースが短いほうが速い、といわれている理由は、
- 小回りが効くからスライド抵抗が少ない
とかだったと思います。
でもこれって第二次ブームのころから言われていた古い知識な気がして。
例えばローラーベースは広いほうがコーナーの内側を走れます。
ローラーの横幅も105mmいっぱいのほうが速い理由と同じで、広いほうが速いハズで。
でも強引にインにつくのでタイヤのスライド抵抗があるがあるから遅い、となりますが今はタイヤを滑らせるのが主流。
前後ローフリクションならローラーベースが広いほうが速い可能性があります。
言われてみると、チャンピオンズのマシンなんかでローラーベースが狭いマシンってあまりないような?
こんな感じで相反する2つの考察が出来てしまうんです。
これはつまり、検証してみなければ!となります。
検証は2種類。
- ローラーベースが普通と詰めたマシンの速度比較
- 上記とローラーベースが広いマシンでタイヤをローフリクションにして比較
こんな感じ。
検証専用マシンを作って、うちに大径のローフリクションが余ってるのでw これでオーバルコースを10周x3とかして平均を出して比較かな?
今度やってみますです!
ではでは。