3レーン用マシン「斬紅郎F」。
カウル外すとこんな感じです。
走らせるときは基本こっちで行こう…w
で、こいつのセッティングでいくつか試したいネタがあります。
その1つが「ポジティブキャンバー」化です。
本当はこれ、タイヤのセッティング方法で。
よくあるヤン車のようなハの字になるタイヤセッティング、鬼キャンといいますが、あれをネガティヴキャンバーといいます。
つまり、ポジティブキャンバーは逆で、逆ハの字にセッティングすることです。
このセッティングは通常の自動車で行うことはほとんどありません。
もちろんミニ四駆でもやらないし、できないw
何をポジキャンセッティングするかというと、リアローラーです。
通常のリアローラーのセッティングは、上下の径を揃えるかと思います。
たとえば・・・
こんな感じ。
赤が12−13mmダブルローラー逆付け、青が13mmAAローラー。
灰色がタイヤで、黒がバンパー、縦棒がレーンの壁です。
なんとなくわかってw
しかし、リアローラーの径を上段は大きく、下段は小さくすると。
こんな風になります。
下段の紫が11mmローラーとかだとこうなるはずです。
平面走行時はほぼ問題なく上段だけが当たるかな、と思いますが。
これがコーナーに入ると…
遠心力で壁に押し付けられ、外側のタイヤが浮く現象が発生します。
これをアウトリフトといいます。
リアのみ片輪が「浮く」状態なので、若干駆動力は落ちるのですが、旋回性能が半端なく高くなり、高速でコーナーを抜けられます。
このテクニックはフラットでは常識?なのかな。
モーターピンのピン打ちを逆ハの字に打ち込んで、ローラーに角度付けてこれと同じようにします。
だから少し捻れるシャーシが必要になる。
立体はATやアンカーがあるのでこの手の技を使ってる人はほとんどいないのでは?
今回のマシンはバンパーリジッド、そして捻れるフレキです。
けっこう簡単にアウトリフトするのでは、と思います。
現在のセッティングは、
- 上段:12-13Wの逆付け
- 下段:13mmAA
なのですが、これを
- 上段:12-13Wの逆付け
- 下段:11mmベアリング
とすることで、逆ハの字状態を作ります。
この状態での走りを確認してみたいです。
今度、試走を兼ねた実験してきますね♪
ではでは。