前回の慣らし方。
- 慣らす前にコミュにグリス+軸に注油
- ネオジム磁石で挟む
- 3Vで8時間(HDP、MDPなら7時間)
- 終わったら洗浄+接点復活材+軸に注油
これを自分流の最終回答な感じにしていくのですが。
8時間、冷やしながら回すんです。
冷やすファンの音、モーターの回転音、それに伴う振動。
なかなか音がうるさいんです。
あとネオジム磁石で高磁力化しているのですが、これもモーターに直接つけておくのはよくないかと。
少し離して置きたい。
これらを全部組み込んだ、モーター慣らし専用の環境を作ろう。
これがけっこういい形だと思うけど、アクリル用意するのは大変なのでw
まず、空いてるMSシャーシを使います。
フレキの失敗作とか、いっぱいあるよね、MS屋ならw
ヒートシンクつけると、これがちょうどネオジム磁石との隙間作ってくれますね。
でも、テーブルとかに直接置くとビビビビビーと音がうるさいw
しかも振動をモーター自身にも与えるから、ブラシの削りに影響が出るよね。
ブラシの削りが安定しない、軸の回転にブレが出て軸受が削れてしまうなど。
なのでガッチリ固定させるか、もしくは浮かせるか。
…浮かせる?
こうしてみたw
100均のフックを100均の台所用の棚?につけて、ゴム通したシャーシをぶら下げる。
空中ブランコっぽいねw
でUSB扇風機を設置して…
こんな感じに。
面白いもんができたw
試しにHDPを1つ慣らしてみます。
…なかなか静かかも。
冷やしやすいし、お値段もお安く作れますw
(台所用の棚、金属のフック、ゴム、壊れたMSセンター、ヒートシンク、ネオジム磁石、扇風機)
というか今回開けたHDP、開けポンで30000rpmでしたwやっぱ最近のモーターめっちゃ回るのは確定だと思います。
夢の開けポン3万回転!w
で慣らしてみたら…33000rpmでした。
+3000回転、これがコンスタントに出せれば十分でしょう。
ちなみに今回の慣らし手順はラジコン好きな同僚(RC歴30年以上!)から情報を頂いています。
(ドライスタート絡みのインジェクターやグリス、固定できなきゃ浮かせる、など)
ありがとうございます♪>YY氏
しかし、氏曰く、
RCは歴史も長くこの手の情報が古くからまとめられて共有されている。3rdメーカーなどもツールやケミカルの販売をしているほどにはメジャーなこと。ユーザー活動もアグレッシブだ。でもミニ四駆はこの手の情報がユーザーから表にほとんど出てないよね。RCは操縦テクニックが半分、マシン性能が半分。ミニ四駆は操縦がなく、マシン性能100%の世界。苦労して見つけた構築や育成方法を出したくないのはわかる。でもそれで「オレ強ぇっ!」としているだけでは業界が廃るのも速い。技術発展がそこで止まるから。オープンソースソフトウェアとかと一緒で発展させるならオープンにしていくべき。
とのこと。
これに関しては、ずーっと思っていました。
ミニ四駆はパワーソース(モーター+電池)が下手すると性能の8割くらいだと思う。
どんな素晴らしいマシンやギミックを開発しても、ここがフラットな条件でなければその強さもわからないことが多い。
でも電池とモーターの力は、普通にミニ四駆を楽しむレベルではなかなか育成できない。
専門的な知識や、知ってる人が周りにいる環境がないと難しい。
某店長は
ボートレースみたいにレース参加者に新品電池とモーター配って、開けポン勝負!くらいしないといけないのかも?
と言ってました。
ベースの条件はできるだけフェアに。
こうしないとまたミニ四駆の人気が落ちてしまうかもしれません。
(強力なパワソ持ちには「ほとんど」勝てない)
フェアにする、これを行うにはベースの底上げ。
みんながパワソを「ある程度」までそろえることができれば、そこからはマシンの勝負!
ギミック、精度、コースにあったセッティング。
もちろんモーターも電池もアタリハズレがありますし、上級者やガチ勢は所持しているモーター数もケタが違います。
(箱で買って厳選が当たり前な世界です)
それでも、ベース性能ができる限り近づくことができれば。
うちのブログは声高には言いませんが、ミニ四駆ブログ内でのPV数は日本一な時もあります。
そんなあたしが訴えていけば、もしかしたら少しは環境が変わるかもしれません。
(とはいえ実績ないのでw難しいけど)
自分で情報を集めて、自分で調べて、自分で行ったことしか書きませんが、それでも役に立てれれば。
出来るだけ揃えやすい道具でやっているので、がんばれば大人であればできるくらいの内容だと思っています。
こういうとこからまた新技術なんかが生まれてきたら嬉しいなぁ。
ホエイルもおじゃぷろさんがオープンにしてくれているから、ここまで発展してきたわけだし。
ということで、自分流モーター慣らし術はこれにて完成とします♪
みなさんもいろいろ試してみて、自分にあった慣らし方を見つけてくださいね♪
長いことお付き合い、ありがとうございました。
ではでは。