前回からの続きです。
ではまず、300万回転まで回してみます。
あ、回すときは熱ダレを防ぐためにこんな感じでやってます。
金属に熱伝導シート貼って、モーターにヒートシンク、部屋を涼しくしてUSB扇風機で冷やして、ですw
この程度で十分、熱は持たなくなります。
今回のハイパーダッシュプロは開けポン、3Vで26500回転、2Vで18000回転でした。
なので、2V、2時間50分くらいで300万回転になりそうです。
とりあえず1時間おきくらいに確認しながら300万回転させます。
回転数測って再計算しないとどんどん回転数が上がっていって合わなくてなりますので。
その結果がこれです。
おぉ、コミュテーター全体が黒く色づいてきてます。
これで面で当たるようになるのはたしかですね。
この時点で3Vで28200回転、2Vで20500回転です。
・・・あれ、けっこういいモーターじゃないのこれ(^^;
次は600万回転までいきます。
20000回転超えたので時間も2時間30分に変更です。
その結果がこれでだ。
おぉぉ・・・かなり削れてきてます。
この感じで900万、1200万回転の結果がこちら。
1200万回転でもまだまだカーボンは残ってますね。
わかりにくいですが、900万回転くらいでブラシ内側がコミュテーターの形に添って【○】、こんな形になってます。
アタリが出る、ってのはこの辺りかと思います。
- ここまでの回転数はこんな感じ。
- 0(開封時) 2V:18500 3V:26500
- 300万回転 2V:20500 3V:28200
- 600万回転 2V:20500 3V:28500
- 900万回転 2V:20200 3V:27500
- 1200万回転 2V:21500 3V:30000
1200万回転で3万まで上がってきました!
抵抗がやっと抜け始めてきたようです。
これを知りたかったのだ…(感涙
だいたい2Vで11時間くらいで「ここ」です。
ではこのままもう少し回します。
ここからは加速化のため3V30000回転で50分、150万回転づつで確認していきます。
1350万回転 2V:21500 3V:30000
1500万回転 2V:21000 3V:29300
1650万回転 2V:21100 3V:29800
1800万回転 2V:21500 3V:30200
1650万回転あたりでコの字の部分が削り切れています。
この結果から、1600万回転以上回せばブラシが完全にコミュテータに接触する。
圧力的にもかなり抜けて、回転数がいいとこまで来る、ということがわかりました。
なので次の実験に移ります。
次回は洗浄です。
ではでは。