ミニ四駆作ってみた

ミニ四駆に復帰していろいろと。

ミニ四駆作ってみた〜その209 「ATバンパー、フロントヒクオ連動」

鮫肌の改修作業で1番大変と思われる部分、ATバンパーとフロントヒクオの連動。

ここにやっと手を付けました。

 

こんな感じです。

f:id:poke4wd:20170629001524j:plain

ヒクオのアームがATバンパーと繋がってるのわかりますよね。

 

これ、ただ繋がってるんじゃないんです、バンパーとヒクオが連動してるんです。

何が連動してるかというと、

 

ヒクオが動作するとATバンパーのスラストが鬼かかる

 

んですw

どうなってるか説明しますね。

 

まずこの写真。

f:id:poke4wd:20170629001618j:plain

MSブレーキセットのパーツを切り出し、バネの部分に当たらないように半分くらいカット、ただしネジ穴は残すという不思議な付け方をしますw

このシャフトが通る穴、こいつを2mmのピンバイスで拡張し、シャフトがスムーズに回るようにしてください。

 

次にヒクオ側。

こっちにもMSブレーキセットのジョイント部分を付けるんですが、こっちはシャフト通す穴を「そのまま」にしてください。

この穴、シャフトが通るように6角に切られていて、シャフトが回転できません

できないまま残してください、これが重要です!

 

この2つを60mmのシャフトで通すのですが、その外側にMSブレーキセットのブレーキ貼る部品、四角いブロックっぽい?部品を半分にカットして付けます。

角度はここ

f:id:poke4wd:20170629001743j:plain

ブレーキ貼る面が正面より下になるような位置です。

こいつも6角の穴なのでシャフトが回転できません

 

この3つが繋がるとどうなるか?

動画をご覧ください♪


ATバンパー連動フロントヒクオテスト

 

こういうことです。

・ヒクオが上がる

・ヒクオのマスダンの荷重でバンパーが前に可動

=スラストがかかる

 

特にLCですが、マシンが浮いた時にスラストが鬼スラになるので、飛びにくくなるのです。

通常のスロープでも効くので、頭から入るマシンであればとても重要に。

レーンに引っかかっても、ATがさらにねじ込みやすくなります。

 

ホエイルのATバンパーのキモの1つだと思うのですが、理解せずただ付けてる人をよく見かけます(^^;

ただ付けるだけじゃ意味ないんやで、連動させるんやで、ということなのです♪

 

ほんとはゴムリング使ってフローティングさせたほうがいいのですが、今回は見送り。

 

また本家ホエイルは軽量化と柔軟性のためにFRPでなくキャッチャーを使うハズです。

鮫肌は平面の剛性を確保する必要があるのでFRP3角形になるように組んでいます。

ヒクオが降りていると、シャーシにガッチリ固定されるので、平面でふらふらしません。

これはリアのテールもボディにつける、アザラシシステムのための補強ですw

 

また、ヒクオの可動を大きくさせるため、マスダンはけっこう後ろに付けます。

テールも連動するので、頭から入ろうとすると開きやすく、スラストが付きやすくなるかと。

 

このヒクオアームはフロントの北陸フレキの開度調整にも役立っています。

抑えになるようにして、可動抑止に。

 

いろいろ計算したうえで、こんな風に連動させてみました♪

なかなかよく出来たのでは?と思ってます。

 

 

 

あとはタイヤ削って組み立てれば完成かな。

ジャンプカップには間に合いそうです!

 

ではでは。