鮫肌の改修作業で1番大変と思われる部分、ATバンパーとフロントヒクオの連動。
ここにやっと手を付けました。
こんな感じです。
ヒクオのアームがATバンパーと繋がってるのわかりますよね。
これ、ただ繋がってるんじゃないんです、バンパーとヒクオが連動してるんです。
何が連動してるかというと、
ヒクオが動作するとATバンパーのスラストが鬼かかる
んですw
どうなってるか説明しますね。
まずこの写真。
MSブレーキセットのパーツを切り出し、バネの部分に当たらないように半分くらいカット、ただしネジ穴は残すという不思議な付け方をしますw
このシャフトが通る穴、こいつを2mmのピンバイスで拡張し、シャフトがスムーズに回るようにしてください。
次にヒクオ側。
こっちにもMSブレーキセットのジョイント部分を付けるんですが、こっちはシャフト通す穴を「そのまま」にしてください。
この穴、シャフトが通るように6角に切られていて、シャフトが回転できません。
できないまま残してください、これが重要です!
この2つを60mmのシャフトで通すのですが、その外側にMSブレーキセットのブレーキ貼る部品、四角いブロックっぽい?部品を半分にカットして付けます。
角度はここ。
ブレーキ貼る面が正面より下になるような位置です。
こいつも6角の穴なのでシャフトが回転できません。
この3つが繋がるとどうなるか?
動画をご覧ください♪
こういうことです。
・ヒクオが上がる
・ヒクオのマスダンの荷重でバンパーが前に可動
=スラストがかかる!
特にLCですが、マシンが浮いた時にスラストが鬼スラになるので、飛びにくくなるのです。
通常のスロープでも効くので、頭から入るマシンであればとても重要に。
レーンに引っかかっても、ATがさらにねじ込みやすくなります。
ホエイルのATバンパーのキモの1つだと思うのですが、理解せずただ付けてる人をよく見かけます…(^^;
ただ付けるだけじゃ意味ないんやで、連動させるんやで、ということなのです♪
ほんとはゴムリング使ってフローティングさせたほうがいいのですが、今回は見送り。
また本家ホエイルは軽量化と柔軟性のためにFRPでなくキャッチャーを使うハズです。
鮫肌は平面の剛性を確保する必要があるのでFRPを3角形になるように組んでいます。
ヒクオが降りていると、シャーシにガッチリ固定されるので、平面でふらふらしません。
これはリアのテールもボディにつける、アザラシシステムのための補強ですw
また、ヒクオの可動を大きくさせるため、マスダンはけっこう後ろに付けます。
テールも連動するので、頭から入ろうとすると開きやすく、スラストが付きやすくなるかと。
このヒクオアームはフロントの北陸フレキの開度調整にも役立っています。
抑えになるようにして、可動抑止に。
いろいろ計算したうえで、こんな風に連動させてみました♪
なかなかよく出来たのでは?と思ってます。
あとはタイヤ削って組み立てれば完成かな。
ジャンプカップには間に合いそうです!
ではでは。