ミニ四駆作ってみた

ミニ四駆に復帰していろいろと。

ミニ四駆作ってみた〜その210 「マスダンの動き、おさらい」

マスダンの動きってどうなってるか?

これを正確に記載しているページって探した感じなさそうなので、少し書いておきます。

 

・自由落下検証は意味ない?

ミニ四駆の制振性確認のために、一度はやってみるアレです。

「がっしゃん!がっしゃん!」

ある程度高さから手を離し、ミニ四駆を落として着地の性能を見る、ってやつ。

これが自由落下の検証になりますが、あまり意味はないと言われています。

 

まったく意味がないわけじゃないです(^^;

以下、説明します。

 

マスダンの可動って、マスダンに対して無重力状態を作り出してるのと同じで。(厳密には少し違う)

エレベーターに人が乗ってる時、ワイヤーが切れたら中の人は浮きます。

基本あれと同じと思ってください。

 

同じことがマシンでも起こるのであれば、マシンを空中から離したら、マスダンやヒクオが浮き上がるハズですが動いて見えないことがあったり。

 

動かなくても着地の衝撃でマスダンが打ち上がって、落ちて、衝撃を吸収しますが、この動作だとマスダンの運動を有効活用出来ていないので、勿体無いのです。

逆に打ち上がる動作の反動で、マシンが跳ねちゃうことも。

本末顛倒ですよね(^^;

 

動かないマシンは基本的にマスダン可動部分に抵抗がある、ってことになります。

  • ビスのミゾにマスダンが引っかかる
  • ヒクオの締め付けなど可動が渋い

など、このあたりのクリアランスチェックをするべきです。

まずここを解決する必要があります。

 

やり方としてはいくつかあると思います。

 

・ピン打ちにして抵抗を少なくする

ベストな対応ですが、ピン打ちはけっこうめんどくさい(^^;

 

・マスダンをザグる

長澤くんの動画がわかりやすいです(^^;

 


【ミニ四駆】マスダンパーの細かい話。30歳で復帰するミニ四駆その366

 

これ、ピンにビス使うならめっちゃ重要で。

絶対にやっておくべきです!

金属削る環境があるのであれば、少し穴自体を拡張してもいいかと。

やり過ぎると変なブレの原因になるので気をつけて。

 

 

 

・ビスのネジ溝を舐める

ピンにしてるネジのミゾをヤスリかけちゃうw

けっこう有効だけど、分解できなくなる可能性があるので注意。

パテで埋めたりもいいのかしらタミヤパテならレギュもOKw

 

・ヒクオにリフター仕込む

最近流行ってますよね、リフター。

でもすごく効果ありますねヒクオが開きやすくなります。

ヒクオ使うならやっておくといいかと!

 

・ピンのフッ素加工

やり方はググってくださいw

とはいえすごいです

ケミカルは嫌う方も多いですが、興味があれば是非に。

ギアに使う人もいるので、レギュ違反にはならないと思うです

 

また、実際のミニ四駆がジャンプするとき、

  • 走る:前方に慣性
  • ジャンプ=上に浮く
  • ジャンプ下降=落下

と、前進から上昇します。

 

とどのつまり「パラボリックフライト」ってやつです。

(飛行機で急上昇から自由落下して無重力体験飛行するやつね(^^;)

 

ジャンプも無重力状態をマスダンに作ってるんですが、ただ落とすよりも無重力状態が長くなるので、浮きやすくなります。

(正確には運動量保存の法則から慣性推移が起こってる)

 

前方への慣性はマスダンにも同じようにかかっているので、垂直落下と条件はほぼ変わりません。

空気抵抗が若干あるので明確には違うけど、ってくらいかな。

(ジャンプ前にブレーキがあると前後慣性推移の荷重移動があるけど考えないw)

 

走行時をシミュレーションする、という意味なら「放物線を描くように投げる!」が正解!

・・・壊れるっちゅうのw

 

なので、軽くでいいんですが、上に浮かせるように投げるのがテスト的には正解です。

気持ちフワッとさせるように手を離す感じ?w

マスダンがスムーズに可動するマシンであれば、垂直落下でもマスダンは動くハズです。

逆に動いてないならクリアランスの確認をすべき。

 

あと落とす向きも。

頭下がり、尻下がり、水平落下。

斜め落下も混ぜて6パターン!

得意な落下パターンがあるなら、その状態で着地しやすいジャンプができるように調整する、と。

 

上手く可動できれば制振性が格段に上がるので。

がっしゃんがっしゃん!とチェックしておきましょう。

 

ではでは。