レーンチェンジ(以下LC)って対策どうしてますか?
あたしはミニ四駆復帰時、LCが全然入らなくって、なんだこれ?ってなってたのですが、今は入らないマシンはないです。
どんな対策をしているかなど、書いておきます。
・そもそもLCとは?
スロープと同等のR(未確認)から頂点手前で左に、レーンを跨いだら右に、とジャンプしながらの連続コーナーになります。
そりゃ難しいわな…(^^;
ジャンプしながら右壁に当たって弾かれるように左に飛び、左壁に当たって戻る、こんな動き。
飛び出すのは左壁に当たるときのマシンの状態が悪いときがほとんどです。
左壁に当たった時に基本、アウトリフトするはずで、このリフト(浮き上がり)をどれだけ抑えられるかがカギです!
・対策1:スラスト
基本的にはこれを見直すのが1番。
ただしストレートの減速が問題になるのでやりたくない人も多いかと。
あたしもスラストはバンパーの基本角以上には上げたくないです。
右ローラーだけスラスト上げる、って手段もあるそうですが…試したことはないです。
・対策2:スタビ関連
絶対必要です。
フロントはローラー径にできるだけ近いもの。
リアは上ローラーを高め、かといってレギュギリギリだと浮いた際にレーンの上に出て吹っ飛びます。
その場合はローラー間にホイールを加工したホイールスタビなどを入れましょう。
・ローラー位置
フロントとリア下段のローラー位置をできる限り低く。
これは特に3レーンでは必須項目です。
なんでかというと、3レーンは壁が柔らかく、上に行けば行くほど曲がる、しなる、たわみます。
つまり、ジャンプしながらぶち当たる壁が柔らかい場所、つまり上のほうだと、たわみから弾かれたり、左側が浮く姿勢になった状態で左壁に当たる=アウトリフトでひっくり返る挙動になりやすいです。
そう言った意味ではリア上段も下げたいのですが…バランス難しいです。
・対策3:ローラー種類
フロントはアルミ大安定です。
径はなんでもいいですが、13mm、19mmがいいでしょうね。
あと9mmベアリングもすごく噛むのでいいのですが、公式5レーンだとちょっと辛いかな。
フロントにゴムリングは絶対ダメです!スラストかかる部分にゴムがあると全コーナーでがっつり減速します。
12-13ダブルのゴムはギリギリOKです。
リアはプラでいいのですが、上下どちらかをゴムリングにすると飛び難いと思います。
左壁に当たったときのアウトリフトを抑えられればいい。
下段がお勧めですが、通常ジャンプ時にもグリップして引っかかりやすく、体制を崩しやすいというデメリットがあります。
リアはゴムにしてもスラストがないので走行時の抵抗にはほとんどなりません。
怖いならやっぱアルミがいいですよ(^^;
・対策4:マスダン
実はマスダンの注意点が通常のジャンプと違うんですよね…これ知らないと飛びます。
LCジャンプ中、上方向への慣性でマスダンは上に上がるのですが、この時、重心も上がることになります。
通常のジャンプ後は下るだけですが、LCは右>左>右、と空中で方向変えるんです。
この時、重いマスダンがボディより高いところにあると…もうわかりますよね(^^;
特に顕著なのが「ヒクオ+長いピン打ち」のマスダンです。
ヒクオアームの「ゆるさ」も相まって、激しく揺さぶられてバランス崩すことになります。
なのでマスダンの高さと重さも適量を考察すべきです。
対策5:姿勢
ジャンプの姿勢ですが、頭から入るマシンって実はLC得意です。
フロントのローラーがスラストかかりやすく、飛び出し防止になるからです。
ケツから入るマシンが難しいと思うんですよね…こいつに関しては調整の仕方わからないです。
うちのマシンは全部、頭から入るので(^^;
こんな感じです。
これらをマシンによって組み合わせを変えて、飛び出さないようなセッティングをしています。
たとえば、
・斬紅郎MK2:
フロント19mmAAをできるだけ低い位置に。
シャフトより低いくらいかな。
リアは下段がプラ、上段はゴムです。
バンパーはリジッド、シャーシはフレキ。
マスダンはリアに東北ダンパーのみ。
・鮫肌MK2
ホエイルっぽいマシンですがローラー配置を少しいじってオリジナリティを出していますw
フロントヒクオ連動ATバンパーにしてないので、LC対策を別途行なっているんです。
フロント上段にスタビローラーとして食いつきのいい830ベアリング。
リアはひっくり返して8-9Wが定番ですが、うちのは高めの位置にそのまま付けてます。
これでLC対策としていますです。
こんな感じ。
試行錯誤が重要で、汎用的にこれならOK!ってのはなかったりします。
マシンにあったセッティングを見つけ出してくださいね。
ではでは。
追記:2017/08/15
最新のLC対策などはこちらです。