本戦でのブレーキ力のなさで吹っ飛び。
対策としてブレーキ強化してみます。
いままでは圧縮ブレーキに縦溝を付ける、通称「讃岐」ブレーキを使ってました。
これも制動力高いのですが、ガッツリ止めるなら横溝のほうが強いわけです。
しかし、ミニ四駆のブレーキはスポンジのような柔い素材。
横に溝を掘ったらそこから捲れて破けてしまいます。
なんとかして横溝付けられないか…
…圧縮時に凹凸つければいいんじゃね?
お線香の下に引く網で模様つける技があります。
こんな感じで横方向にだけ凹凸付けられれば。
探してみたら…すでにありましたw
これこれ!こういうのでいいんだよ。
思わずゴローちゃんになりそうですが、これが欲しかった。
しかし扱いが難しい…
- ターボライターで炙る
- 温度が160度になったらブレーキに押しつける
- 冷やす
温度管理が必要で尚且つ位置合わせが必要。
専用の治具なしでは無理です。
そこで。
こんな感じにしてみました。
ブレーキ圧縮マシーン!
使ってるのはAwsome Storeのヘアアイロン。
900円でヘアアイロンが買える…すごい時代だ。
これしっかりプレート部分が可動するので、均一に真っ直ぐ出来る優れもので。
プレートやブレーキ挟んでも真っ直ぐ挟めます。
これをバイスにつけて、挟みやすくしています。
位置調整をピンセットで素早くやってますが、そこそこ猶予あります。
位置合わせたらぎゅーっと挟みます。
大体10秒くらいでいいかな・・・
こいつのブレーキ力を先週フォースラボで確認してきましたが、効き目はすごいです。
ただ削れるのも早く、10走くらいで凹凸は消えてました。
とはいえ一発勝負なら使って行けそうです。
マシンのほうも少し改修して。
- リアバンパーを後ろに下げた
コーナー直アイガー下り部分を安定させるために下げてます。
平面の速度少し落ちますがしょうがない。 - フロントバンパーを13mmダブルに
ギャップを拾いにくくするのと、バンパーを少し上に上げたかった。
バンパーから落ちるときにアンダーローラーがあると変な跳ね方していたので・・・ - リアスラダンに減衰と可動範囲拡大
ほとんど減衰してなかったためアイガー下り前のコーナーでの振り返しが吸収できてなかった。
ゴム管の幅を少し狭くし、減衰用のグリス塗れるプレートを挟みました。
これで振り返しが少なくなりました。 - リアマスダン追加
アイガー下りの衝撃が予想よりすごくて。
かなり跳ねていた感じです。
なのでリアにもスリム小マスダンを追加。
ボディ直結のテイルも今回はやめて、普通のリアキャッチャーダンパーに。 - 3.7:1ギアに変更
アイガー上で加速しきってしまい、下りの速度が出過ぎていました。
これを抑えるために3.7:1ギアにしています。
でもこれでもギリギリなので4:1のが安パイかもしれないです。
こんな感じです。
これで第二回に挑戦してみます。
ラボでもなかなか安定しませんでしたが、37秒台は出せていましたので、あとは運頼みか…
ではでは。