制振性を確保するためのユニットを作ります。
フレキに唯一、この部分だけはどうやっても勝てないので。
勝てないにしても、戦えるようにしっかり作っていきます。
提灯ユニット:(難易度:★★★☆)
使用パーツは、
- X用リヤローラーステー
- 直FRP x2
- ボールリンクFRP
- 30mmキャップスクリュー x2
- マスダン(ボールx2)
- 19mmゴムリング
- Oリング x2
です。
提灯ユニットを使ってアッパースラストも防止できるように作ります。
ただ、MAはMSほど引っ掛けられる場所がないので、ここ。
モーターカバーのここを切り取って。
この隙間に提灯アームをハメ込んでロック機構を作ります。
マスダンを吊るすプレートはX用リアローラーステー。
これの左右を落として、この形にカットします。
で、この位置につければ…
ここでかかる。
この位置から直プレートを伸ばして、ATバンパーに接続するのですが。
その前にATバンパーにボールリンクのFRPを接続します。
(これは端材を使っているので両端切れてますが、切らなくていいです)
AT軸周りのスペース確保とアッパースラスト防止を兼ねています。
この時、ATバンパー基部のねじ穴、絶対に座具らないでください!
強度落ちて折れます!!
裏から通常のビスで接続してください。
こんな感じ。
ねじ山、飛び出ますがそれでいいです。
そうしたら今度はこのねじ山が当たる、シャーシ側を削ります。
座繰りビットで軽く、溝を付けてあげます。
これくらい、ほんと軽くていいです。
そうすると・・・
ここにぴったりねじ山がハマる、つまりロックされる機構ができます。
ロックする力は微々たるものですが、負荷分散させるという意味合いではほんの少しでも力を逃がせればいいのです。
そしたら直プレートでFRPと位置調整してつなげて・・・
こんな感じでつけます。
直プレートの既存穴でジャストなはず。
ボールリンクと直プレートの穴はピボット軸と同じようにOリング+逆さロックナットにします。
少し反るような、テンションをここでもかけます。
これもリフター効果を生み出し、可動することでシャーシ全体をアームで叩くようになります。
全ての場所が決まったら、Oリングの場所以外は接着しておきましょう。
接着してもネジはつけたままにしてください。
重くなりますが力のかかる部分なのでできるだけ頑丈に。
マスダンはボール型を30mmキャップスクリューを使ってつけます。
まずキャップスクリューのネジ溝、6~8mmほど残して切り落とします。
(6mmだとギリギリなのでもう少しあったほいがいいです)
そしたらマスダンを入れてナットで締め切ってください。
この残ったネジ溝を提灯接続部に取り付け、上からロックナットで締めると。
こんな風にネジ溝のないツルツル部分でマスダンをつけられます。
これ簡単便利なので超おすすめですよ♪
リフター:(難易度:★☆☆☆)
リフター入れたいので、簡単にできるゴムリングを使ったものを作ってみます。
まずブレーキプレートの3つ穴の真上。
シャーシのここに6mmくらいの溝を掘ります。
ニッパーとヤスリでガリガリいけますw
そしたらブレーキの下から皿ビスを入れて上に1.5mmスペーサーつけてロックナットを逆付け。
(この写真だとスペーサーついてないですが、つけたほうがいいです)
ここに19mmゴムリングを引っ掛けてからシャーシに取り付け。
ついでに、ブレーキプレートの接続をロックナットからナット+スプリングワッシャーに変えてください。
ATバンパーの真ん中にも1.5mmスペーサーとロックナットで突起を作り、ゴムリングをかけると。
はい、リフターの出来上がり♪
なかなか簡単でいいね。
動かしてみて可動が渋かったら、軸穴調整したり、シャーシのここに少し傾斜をつけてください。
これで提灯の開度が調整できます。
キャッチャーダンパー+リアマスダン:(難易度:★☆☆☆)
制振性を上げるため、それと姿勢制御、両方を行うため、キャッチャーダンパーとマスダンを同時搭載します。
まず簡単なマスダン。
シリンダータイプをここに。
普通に皿ビスでつけます。
ここにツルツルの素材を埋め込むにはピン打ちしかなく、難易度高いので辞めときます。
ピン打ちしちゃうと、外せないのもいやなんですよね・・・
今回はキャッチャーもつける2重制振構造なので、場合(コース)によっては外す可能性もあります。
なのでやはりネジ止めがいいかと思います。
次にキャッチャーを用意して。
適当にカットしてアジャストを1個、下側に付けます。
取り付け穴を3mmで開け、ハトメをここにも埋め込んでおきましょう。
そしたらキャッチャーを反らせるように曲げて、リアユニットをとめた上に差し込み、少しスペースを開けた状態になるよう、ロックナットで止めます。
このスペース、基本必要なので絶対締め切らないでくださいね。
(コースによっては調整で締め切る可能性もある)
これで制御ユニットは完成です。
フロントをアッパー側に動かすとわかりますが、ボールリンクFRPがシャーシのボディハメる部分にちょうど当たって、一定以上動きません。
他のロック部分と合わせて衝撃にも強く、安心して使っていけると思います。
次回はボディ作って完成かな?
ではでは。