ミニ四駆作ってみた

ミニ四駆に復帰していろいろと。

ミニ四駆作ってみた〜その87 「ミッドシップ、優位性は?」

MSMA
2つしかないセンターモーター式のシャーシ。
実車で言うとこのミッドシップですね。

復帰後、初ミニ四駆がMSだったので結構衝撃でした…(^^;

 

で、このミッドシップ、まぁ両軸モーター。
片軸とどっちがえぇのんか?とよく論争になるそうでw
どっちもどっちだろ、とも思うのですが、特徴や特性、長所短所があるんですよね。
あたしは片軸を復帰後に使ってないので、実は比較ができないのですが、知ってる知識だけでも書き連ねておこうかと思います。

 

・トルク問題
両軸はトルクが低いと言われます。
ダイレクトに両方のシャフトに動力を伝えるために、モーターへの負荷が直接来るからだと思われます。
ただ結局のところ片軸もドライブシャフトを通して分配する仕組みなので、そこまで問題になることはないのでは?と。
ダイレクトに伝わる分、ロスが少ないので考えずに組みやすい、というメリットのが大きいかな?
抵抗抜きも両軸ならほぼ考えなくていいですもんね。

 

・モーター種
片軸のが多いんでしたっけ?
とはいえ、これもあまり問題にならないのかな?
トルクチューン、ハイパーダッシュ、ライトダッシュ、マッハダッシュ。
片軸はマッハのかわりにスプリント。
他はアトミックチューンが片軸だと選択肢に入るけど、両軸のはあまり使えない、みたいな(^^;
両軸は考える幅が少し狭いけど、必要充分ではあると思う。

 

・ギア比、シャーシ種
ギア比も古くからある分、片軸のが選択肢があるんですよね。
シャーシによる、とも言えますか。
両軸はMS、MA共に3種類のギアしかないです。
考えるのがラクでいいという考えもありますけどw
シャーシ種もそうで、片軸は種類多すぎなんよ…しかもフロントモーターまで加えるとバリエーションありすぎで(^^;
手を出したらハマりそうなのでw
あたしはMS1本でいきます。

 

・ヨー慣性モーメント
これが最大のポイント、両軸のデメリット。
片軸はモーターが横置きなので、進行方向に回転しています。
単純に慣性的なメリットがあります。
両軸は縦置きなので進行方向に対して捻れる力が働いちゃいます。
路面走行時は大きな問題が出ませんが、ジャンプ時が問題。
マグナムトルネードのように、モーターの回転方向に車体が回転してしまう可能性があります。
なので、両軸はジャンプを平行に飛ばすのがとても難しいです。
この「ヨーイング」を打ち消す仕組みが必要になります。
ヒクオや東北ダンパーはジャンプ時に荷重が前方(後方の場合も)に動くので、これでけっこう相殺できているかも。
あとはフローティングマスダンパーも打ち消すんじゃないかな?
ホエイルのヒレってとても考えられてるんだなと思います…平地走行時も左右のバランスを取ったりしてると思う。
なので両軸使いなら、ここは対策する必要があるのですよね。

 

・重量配分
これはミッドシップの両軸が有利ですな。
前後だけでなく、左右のバランスもいい。
片軸は左右の重量配分が違うので、これが原因でジャンプが捻れる可能性があります。
重りとかつけてバランスとる改造が見られますが、ヨー慣性と同様にヒクオなどでも充分な効果が得られるので、そこまで考えなくていいかもですけど。

 

 

 

こんな感じかな?
両軸は考えることや対策すべき点が少ないので、初心者でも楽しめるんじゃないかな、と思います。
初マシンでMSのスーパーエンペラー選んだあたしえらい♪w
まぁフレキ地獄にハマりましたけど(^^;

 

ではでは。