ボディの塗装が乾かないのでw
先にアンカーを作り直した件をば。
Youtubeなどには先行でアップしていますが、平面時はスラダン、下から力受けるとアンカーになる「スライドアンカー」をつくりました。
DMなんかもいただいているので、こいつのレシピをご紹介。
材料:
- バンパー用カーボン直プレート
FRPでも大丈夫ですが必ず2枚重ねで。
カーボンなら1枚でも大丈夫だと思います。
- ボールリンクマスダンパー
使うのはTの字プレートだけです(^^;
最近でたカーボンでもいいですが、穴空けが少し大変です。
その分、調整の自由度は高いです。
- リアマルチFRP
リア用マルチをアンダープレートに使います。
カーボンでもいいですが、穴位置が違うタイプだと面倒かも。
- XシャーシFRP
土台用に使用します。
- お椀型キャップ
サイドスタビ用かな、上につく傘みたいなパーツ。
どんなものでも大丈夫ですが、たぶん1番重要な部品です。<アンカーの
あたしは弾丸レーサー用使ってるので蛍光ピンクですw
- 25mmキャップスクリュー
短いほうです。
少し切断するので、金属用のニッパーかリューターなどが必要です。
- 真鍮スペーサー
スペーサーと書いてますが、
・プラローラー用真鍮軸受け
・ダブルローラー用真鍮軸受け
の2種類を左右に1つづつ使います。
- ローラー
通常のアンカーはバンパープレートの上にローラーを乗せると思うのですが、こいつは挟み込むので19mm系でも大丈夫です。
- ローラーアンダーガード
付け方によってはいらないですが、このあたりは好き好きで。
あたしは滑りのいい15mmスタビヘッドをキャップスクリューが埋まるようにザグって使ってます。
- 各種ビスとナット
場面場面で解説します。
作り方:
- バンパーを作る
直プレートの下側にボールリンクプレートをネジ止めします。
そしてボールリンク中央の四角い穴を拡張して丸くします。
少しすり鉢状になっているとベストです。
カーボンの場合、穴を開けるところからやりますw
裏側写真ですが、バンパーとの接続は裏側にロックナットが来るようにしてください。
そして何も接続していない反対側にもネジをつけます。
このネジはネジ頭が裏側に来るようにしてください。
この4つのネジ頭&ナットで土台を挟み込みスライダーにします。 - 土台を作る
X用FRPをこんな形に切り出します。
真ん中の5つの穴の、1つ目と5つ目に1.5mmスペーサーを挟んでネジ留めしてください。
これがスライダーのスライド停止させるストッパーの役割です。
そしてシャーシ側にもアンダープレートとしてリアマルチを接続しておきます。
この形はマシンセッティングに合わせてご自由に。
そこに切り出したX用FRP台座を乗せるのですが、少し高めにマウントするので、下にスペーサーなどを入れて高さを出してください。
高さはローラー種やマシンによって変わるので調整ください。
ちょっと見づらいですが、このマシンはこれくらい、3mmスペーサー+ロックナットです。
乗せたら真鍮スペーサーを2つ挟んでロックナットで止めます。
下側にローラー用のスペーサーの広い部分が来るようにしてください。 - 軸用パーツ作成
アンカーのキモである、軸の作成です。
傘パーツをひっくり返して2.6mmの穴を開けます。
で、バネを接続し、裏側から1cmほど短くしたキャップスクリューを入れて、バンパーパーツを挟み込みながら、逆さロックナットで締めます。
- ローラーを接続する
ローラー種によってアンダープレートとの位置関係など変わります。
うちのはこんな感じ。
15mmスタビヘッドをザグってキャップスクリューを埋め込み、19mmをつけてます。
アンダープレートは引っ掛かり防止も兼ねてますが、これだとアンカーの旨味は少し減ります。
もう少し上手く乗せたいので要研究です(^^;
以上で完成です♪
こんな風に平面ではスラダンっぽく、上がるとアンカーになればOKかと。
逆さロックナットの締め込み具合で圧力を調整したり、ボールリンクの丸穴をすり鉢加工したりして動きを調整してください。
グリスのハードとか塗るとヌメっと動くよw
アンカーはこのパーツ数で高い効果がつけられます。
便利なので、みなさんもトライしてみてくださいね♪
次回こそボディ行きますw
ではでは。