次の改修は海豹王!
アクアなマシンです。
アクアって速いの?ってよく聞かれるのですが、海豹王はあまり速度出てないです。
原因もいろいろあるのですが、アクアは研究結果があまりなく、適切なローラー位置とか何もかもわかってないです。
そんな中で研究していく必要があるのでなかなか大変で、これまで手をほとんど付けていませんでした。
しかし今回、あるモノがタミヤから発売されました。
低摩擦プラローラー13-13mm!通称「POM13W」!
これは革命かもです。
POM製のダブルローラーというものすごいですが、なんと520ベアリングが使用できます。
もうアルミのダブルローラーをプラリング加工とかしなくてもいいんです・・・
こいつが発売されたので、ローラーを交換します。
それとついでにギミック部分の斜め溝を使ったスラダン効果。
これはオミットします。
どうも速度的にこれが悪さしてる気がするので、とりあえずスライドしないようにジャパンカップカーボンに交換。
これだと斜め溝が通常のネジ穴になっているので、これだけで固定化できます。
こんな感じ。
スタビローラーも低摩擦13mmを使っていますが、これはLC入らなければアルミに変えるかもですw
次がリア。
アクアのリアはかなり特殊な形状していて、
- 2本出しの直プレート
- 上下にスイングするタイプのATバンパー
なのです。
制振性や走りの安定性への貢献はすばらしいのですが、
- ブレーキがほぼ貼れない
- フロントバンパーとATバンパーの可動でレーンに斜めに突き刺さる
この2つがかなりやっかいで。
なので、ブレーキが貼れるようにワイドプレートを使って通常のマシンのようにします。
そうするとスイングATバンパーは使えないので、アンカーとかつけようかと思ったのですが。
通常のアンカーだとストッパーがないといけないのですが、アクアの場合マシンの後方ギリギリにバンパーを付けますので。
ストッパーをつけることができず、またリアが重くなるとバタつく原因になります。
なので軽く、そしてアンカーのような柔軟性が必要に。
そんなものあるのか?となるのですが・・・試作しました。
2軸アンカー!w
いや、1軸じゃないとアンカーと言っちゃだめでしょ、って言われそうですが。
2軸の間を狭くすることで、アンカーのようなねじる動きにも対応できます。
また、ストッパーがなくても動作の制限ができていて、可動しすぎることもなく元の位置に戻ります。
しかも可動にロックをかけることで、5mmくらいコーナーで後ろにスライドします。
これがローラーベースを広げながらローラー幅を詰めることで前後のローラーバランスを調整します。
コーナー時のローラーベースは125mmになり、ローラー幅は前後ともに100mmくらいになります。
以前よりもコーナーでの旋回性が上がっていて、バランスもよくなっているかと思います。
こんな風に動きます。
なかなかいい感じだと思います。
すべて組み込むとこんな感じ。
ローラーが全部真っ黒になって、少し締まったイメージになりましたね。
スラストもほぼ0の状態にしたので、上記全部と合わせてかなり速度が出るようになってるかと思います。
フルPOMローラー化、どんな風に走るのか・・・ちょっと楽しみです♪
ではでは。