圧縮ギア、知っていますか?
たとえば両軸だとスパーギアの六角穴、ここに遊びがあります。
もちろん遊びが悪いわけではないのですが、これがあるとだんだんナメっていって、最後はシャフトが空転してしまいます。
この現象を防ぐために、ギアの穴に圧力をかけて圧縮し、遊びをなくした「圧縮ギア」というものが考案されました。
作り方は簡単で、ギアをバイスなどで挟み込んで圧縮するだけ、なのですが。
均等に圧力をかけないと真っ直ぐ回らなくなったり、なかなか難しいのです。
しかし。
我らが「ちぇりすくらふと」さんがやってくれました。
ちぇりすくらふと:
https://cheriscraft.theshop.jp/
ばーん!
ギア・プレッシャーツール!!
これを使うと、シャフトを通した状態でギアを圧縮できます。
サイズの微調整も可能なので、少し緩むとか、キツキツとかも思いのまま。
どれくらい圧縮できるか、というとこんな感じ。
はい、まったく動きませんw
これだとバックラッシュでカウンターかピニオンが死ぬかもだけど(^^;
これが自分で精度良く作れる、ってのはほんとうれしい。
遊びがないということは速さにもつながります。
実は以前から購入した圧縮ギアは使っていて、雷鼓にだけ搭載しています。
(MRF製で2個だけ友達にもらった(^^;)
つまり、雷鼓だけが何故か速い理由の1つがここにある、ということです。
お値段は3000円と高く感じる方もいるかも?ですが、フレキの治具なんかよりずっと重要だと思います…
フレキは慣れれば治具なしで出来るけど、ギアは難しい…
興味のあるかたはぜひに。
ではでは。