ミニ四駆作ってみた

ミニ四駆に復帰していろいろと。

ミニ四駆作ってみた〜その1 「ミニ四駆、始めました」

f:id:poke4wd:20160324111808j:plainf:id:poke4wd:20160324111817j:plain

※過去書いた記事をはてなに移動中です

最近、周りでミニ四駆のブームみたいなのが来ていまして。 

あたしにもやってみては?とのお誘いが… 
んじゃ、やってみよう!と。 
ただ、やるなら脳内妄想を形にしたモノをできるだけガチで作っていこう!と。 

今回考察したのはこれ。 

・サスペンションシステム 
ミニ四駆の2大夢システム、1つはステアリングシステムだがこれはいろいろアレ※1 なのでwまずサスユニットだろう。 
子供のころは出来なかったが、大人の財力と制作テクニック、インターネットパワーを駆使すれば今なら作れるだろ!?と思い。 

・ボディマスダンパー 
提灯※2 やギロチン※3 はわかるんだけど、どうしても見た目が気にくわない。 
ヒクオ※4 はボディを選ぶし… 
そしたらTMFL※5 最終巻で博士※6 が考案したセンチネルポールシステム※7 というものが。 
これ改造したらどんなボディでもマスダンパー※8 化できね?と思い。 

・可変スラスト式スラダン 
まずフロントローラーに角度を付けてコーナーリング時に擬似的なダウンフォースを持たせる仕組みがスラスト角調整といいますが、これってストレートでもダウンフォースがかかって減速しちゃう。 
また、スライドダンパーというバンパーをスライドさせるシステムがあるのですが。 
これもショック吸収性はあるものの、遅くなることが多い。 
これを組み合わせることできないか? 
というのが可変スラスト式スラダン。 
スラダンのローラー幅を大きめに取り、スラストついたローラーはその内側の径に収まるようにする。 
で、コーナーリング時にスラダンがスライドしたら、スラスト角入ったローラーが触れる、みたいな。 

んで、これらを作成する前にシャーシとボディ選びだが…今回はこいつに決めた!! 

スーパーエンペラー + MSシャーシ 
やはり四駆郎※9 世代としてはダッシュ号シリーズを使いたい! 
スーパーVシステム※10 はないけどw 
で、シャーシはMS※11 。3分割できるので改造しやすく、サスペンションシステム搭載にはうってつけだろう。 
つかこのリメイク版の超皇帝ボディ、めちゃくちゃよくできてると思う… 
旧キットも悪くないけど、四駆郎バンパー※12 の再現といいほんと製作者側の愛を感じる。 

とりあえず1つづつ作成していく。 

まずはサスペンションシステム。 
いろんな制作方法があるが、あまり凝ったものを作るのはうちの機材では無理なのでw<旋盤とかいるレベル 
比較的簡単な「ワイドホイール化」パーツを使ったものをチョイス。 
簡単だけど欠点があり、 
・ギアボックスが可動しないので、ギアに負担がかかる、またトルク抜けが起こる可能性が。 
・ショックアブソーバー※13 を搭載できない。 
前者は基本サスが効くのはジャンプの着地と考えると一瞬であるから問題ない、と考える…ので耐久性のが心配。 
後者はどちらにしろ公式パーツだけで組むのは不可能っぽい。 
なのでマスダンパーと併用してどうなるか観察していこうと思う。 

次にボディマスダンパー。 
センチネルポールシステムを後部だけ付け、フロントを上下に可動させればマスダンパーになるんじゃね?というアイデア。 
結構やってる人もいて安心・・・ただしやはり問題がw 
・最長のネジを使っても可動範囲が狭い。 
・ネジ止め部分の耐久性。 
前者は走らせないとわからんw 
後者も…サスユニットと合わせて全体的に耐久性はほんと心配。 
コースアウト=大破の可能性もあるw 

最後は可変スラストスラダン。 
これオリジナルのつもりなんだけど…やってる人いるのかなぁ? 
うまく決まればストレートかなり速くなるんじゃないかと。 
もちろん、問題もあるよ♪ 
・スライドしなかったらダウンフォース得られないのでぶっ飛ぶ。 
・重いw 
・フロントにローラー4個付けるので、たからばこセッティング※14 はできない。 
安定性を少し捨ててるので、危ないかも…タダでさえ耐久性心配なのに(^^; 
リアローラーをダブルのものにするべきかなぁ… 

一応、ボディの塗装以外ができました。 
ただまだ実際のコースを走ってないのでwどの程度走れるかは、やってみるまでわからない… 
でもポケモンもそうだけど、こういうのは考えて構築するのが楽しいのよね♪ 
また走らせてみたら、そのレポートをまとめて改善とかできたらいいな。 

ってな感じで。 
みんなもミニ四駆やろうぜ!! 

 

 

 



※1:公式から出てるんだけど、見た目も性能もイマイチ… 
※2:ボディを上下に可動する仕組みを作り、ボディ横、ちょうど前輪の後ろくらいにウェイトをつけてマスダンパーとするシステム。見た目が提灯ぶらさげてるみたいになりダサい。 
※3:シャーシ後部から前方に向けてFRPをアーチ上に付けて、その先にウェイトをつけるマスダンパー。見た目は厨2心をくすぐるのだが、かなり大掛かりなシステム。 
※4:提灯は骨組みの下にボディを入れるものが定番だったが見た目がダサい。ヒクオはボディの下に骨組みを仕込むことでこのダサさを消してるんだけど…アバンテ系のボディ以外は似合わないんじゃないかな? 
※5:Webでやってたミニ四駆漫画「二ツ星駆動力学研究所」のこと。あたしがミニ四駆復帰する動機の1つになってる大人向けミニ四駆漫画。 
※6:TMFLの登場人物で実在するw 
独自の無茶なミニ四駆を作成している。 
※7:博士考案のボディマスダンパーシステム。4本のビスの上にボディを貫通させて乗せ、上下にスライドさせる。 
博士考案のシステムにしては実用性があるw 
※8:ジャンプの着地の衝撃でマシンが跳ねるのを防ぐ重りのこと。 
実在レースマシンにも搭載されていたりする。 
※9:コロコロコミックで連載されていた「ダッシュ!四駆郎」という漫画。第1世代ミニ四駆ブームの立役者。現在、コロコロアニキにてリメイク漫画が連載中で、作者はなんと「武井宏之」先生だ!(シャーマンキングの) 
※10:スーパーエンペラーに搭載されていたシステムで、自動変速システムのこと。 
※11:モーターをマシンセンターに搭載するタイプのシャーシ。 
フロント、センター、リアでパーツが3分割されている。 
※12:ダッシュマシンに搭載されていたパイプフレーム型バンパー。実在のオフロードバギーと同じタイプでロマンあふれるがローラーつけられないねんw 
※13:サスペンションのバネは縮んだ後に戻るんだけど、縮んだ時と同じ力で戻っちゃう。ショックはこの戻る力を吸収してゆっくり戻す感じにしてくれる。サスペンションはバネとショックの2つがあって初めてサスペンションになる。 
※14:フロントに2つ、リアに4つローラーをつけるとバランスがいい感じになる。たからばこっていうおもちゃ屋さんで発祥したのでこんな名前らしい。