全部がオリジナルじゃないけど、ホエイルにこれらのシステムを搭載して解説してるものは見たことないので、あえて使って行きますw
そう、「アザラシステム」!!
アザラシとシステムでシが被ったのでくっつけたw
∈(⊂ ≡^∞^)つ🏎ぷぉーん
もともとはアザラシ王こと「海豹王」のために作った仕組みだったけど。
改造され、いまは鮫肌に搭載しています。
鮫肌のモチーフであるガブリアスも尻尾あるしwいいんじゃないかしら?
ね?w
基本的には「ボディとテイルをくっつけたフロントヒクオ」で。
これに、
- ハイブリッドフレキ
- ATバンパー
を組み合わせた複合ユニットのこととします。
まぁぶっちゃけりゃホエイルなんですが、ふつうのホエイルと言われるマシンとちょっと動きが違うような。
それらの解説をば。
・ハイブリッドフレキ
これはフロントが北陸フレキという、フレキというよりサスの仕組みで。
作るのがフレキよりラクですが、フレキシブル能力はないのですよね、ただの簡易サス。
なぜこのハイブリッドにしているか。
回帰性はATバンパーがあるし、リアはフレキなので問題はないと思う。
ただ、フレキと違ってシャーシも可動するので、フロントブレーキの位置も可変する…
でも、ハイブリッドフレキは頭から落ちるマシンであれば、ノーマスダンで走れる制振性があるんです。
ホエイル系はユニットが重いので、できればマスダンは付けたくない。
なのでこいつに焦点が当たるのです。
・ATバンパー
コーナーで負荷がバンパーにかかると0スラになる、なんてのがあるんだけど。
北陸フレキはコーナーで「ノーズが沈む」。
この2つが同時に動くことで、コーナーでの吸着率が上がるのでは?と。
0スラでもリフトし難い、安定したコーナーリングができるのでは?と考えています。
実際、マッハダッシュで無茶させてますが、コーナーで飛んだことはないです。
あとローラーベース!
めちゃくちゃ短いんですよ。
ATバンパーって後ろ方向に弓なりになってるのでローラーベース広いと思ってたんですが。
リアにMSフロントパーツつけてることもあり、すっごく詰まってる。
この子は118mmかな。
平均ってたぶん125mm強くらい?
うちでかなり短い斬紅郎でも128mmあるんだけど…
リアをリジッドにしたのでさらに短くなってしまったw
これもホエイル系のコーナーリング速度に関係してそうですね。
・テイル一体式フロントヒクオ
そしてこれがメインのヒレヒレな仕組み。
通常のフローティングなアイアンテイルは、リアユニットのネジ部分が支点になる。
なので可動域が狭いです。
そしてATバンパー連動ヒクオも、ATバンパーの可動域を狭くするようにしているので、合わせて可動域が狭い。
これにマスダンを付けても、制振性のキープは難しく、キャッチャーで作って振動させるタイプにしたりする。
また、AT連動もマスダンとフロントの支点の間が狭く、相当ゆるく作らないとATバンパーを可動させられない。
でも、アザラシステムなら。
支点はフロントヒクオの部分で、テイルまで持ち上がるので、開度が広い。
しかもテイル部分も独立してるので、さらに開く。
重りになっている力点部分が支点から遠いので、作用点になるATバンパー部分の可動に小さな重量で大きく作用できる。
打ち付ける場所は、シャーシセンターのモーター上と、リアユニット。
リアにはアイアンテイルが当たる。
ボディユニット全体を使って、びたーん!と当たるので、これも少ない重量で制振性に作用する、と。
テイルだけで動くことも出来るので、小さな凹凸などでもサポート可能。
平面時はヒクオアームがシャーシにしっかり噛んでるので、ほとんど動きません。
なのでヒンジ部分の負担が少なく、頑丈になってます。
北陸フレキなのでシャーシのガタつきもなく、剛性高いです。
…
完璧じゃないっすか?w
これと合わせて、
- 緩衝バンパー+ポップアップブレーキ
- ヒクオアームで北陸フレキ開度調整
も動作しているのですよ。
なので、制振性と回帰性をホエイルと同等以上にしながら、マスダンレスで軽量化までできてる、そんなシステムになっているのです!
これら全てを合わせて、「アザラシステム」と名付けようと思います!
どれくらいの制振性か、動画でどうぞ。
ノーマスダンでこの着地なら充分かな?
実際走行時はギアの可動とタイヤのグリップも働き、ほとんど跳ねてません。
速さはJC2017東京2のミラーA+バウンシングBAABにて、フロントブレーキちょい貼りで33秒台。
ミラーじゃない、スロープ前にバウンシングがある場合はノンブレで行けるので、31秒くらいで行けるかも?これはフォースラボ調べなので参考にはならないかな。
安定していてけっこう速いので、しばらくはこいつを突き詰めて行きたいです。
ではでは。