ミニ四駆作ってみた

ポケモン勢がミニ四駆に復帰していろいろと。

ミニ四駆作ってみた〜その220 「ダウンフォース、検証」

前回、空力の話をしましたが、ちょっとツイッターで扇風機と測りを使ったダウンフォース実験をした方がいて。

あぁ!これや!w

ということで、あたしの環境でもやってみました。

ただ、うちのタニタの測りは1g単位でしか測れないので、ちょっとアレですが(^^;

 

まず使ったマシンとパーツ。

 

マシン:雷鼓

しっかりウイングが付いているマシンで、それっぽい形をしているので。

何気にミニ四駆って大型ウイングマシンって少ないような?

 

パーツ:よくわからないウイング

以前、後輩にもらった古(いにしえ)のミニ四駆パーツ群に紛れてたパーツw

これ、1世代ころのパーツらしくwレアもんやね。

でも、複葉ウイングなので、フラップ使ったダウンフォースも生まれやすいのでは?とチョイス。

 

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まず、測りに乗せた状態でドライヤーの風を当ててみます。


ダウンフォース実験その1

 

なんと0g・・・

いや、たぶん1g以下なんだと思うw

ミニ四駆の形状でドライヤー程度の風じゃこんなもんさ。

あと、風の出所が小さく、マシンの下側に多く空気がたくさん流れると揚力ができちゃうので。

下手するとマイナスの値が出ちゃうw

なので、ぎりぎり平面っぽく当たる角度で風を当ててます。

(いちおうマシン下にも風は入っている)

 

次にウイングをつけた状態で。

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このウイングは接着などしていません。

ただ、置いてるだけw

そのウイングを角度を変えたのと、位置を後ろにずらしたのと、3パターン含まれています。

 


ダウンフォース実験その2

  • 置いただけ:1g
  • 角度を付け:2g
  • 位置を下げ:2g

なんと2gかかります。

角度を45度くらい、もう少しハイマウントにすればたぶん56gは行けそうです。

 

ドライヤーの風ではどの程度の速度に相応する風力かはわからないですが。

2gというと、1/32スケールで計算すると約64kg

大人1人分くらいのダウンフォースかかってます。

 

比較としてF1がどれくらいか、というと。

時速320km/hのときに300kgかかってると言われていますw

嘘やん・・・なにそんなんで走れるのかよw

このダウンフォースを抜けるためだけに120馬力以上必要だとか。

まさにモンスターや・・・

 

でもミニ四駆はスケールスピードで960km/hで換算重量は5t

比較できへん・・・w

ただ、速度に対してダウンフォース2乗比例すると思うので、同じレベルの空力効果があれば2700kgくらいのダウンフォースはかけれることになります。

たぶん、ねw

逆算すれば、同じエアロダイナミクスがあるミニ四駆であれば、最高速度時(30km/h)で82gぐらいまでかけれる。

けっこうかかるんじゃんヘビーマスダン10個分だぞ…w

まぁF1と同等の空力設定は無理なので、良くても30gくらいか?

 

でも、前回の通り、ミニ四駆ダウンフォースをかけちゃダメ、ってものなのです。

なので、基本的にはないほうが速いはずで。

ほんとうにダウンフォースが必要なマシン以外はつけないほうがいいです。

0スラで、空力のダウンフォースだけで走るとかかっこいいけどwスラストより遅くなるはず

つまりこの検証はやるだけ無駄だ、とw

ぐぬぬーーーーー

 

 

ん?でもちょっと待てよ。

もしかしてなのか?

 

ダウンフォースじゃなくてアッパーフォース、必要なのは揚力なのでは!?

飛行機の翼のような形状にして、揚力を発生させ、グリップを抜く。

コーナーはスラストでダウンフォースを得ればいいわけで、たぶん走れるよ。

レース漫画「F」に出てきた「イルカペイント」みたいな!?

 

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/F_(漫画)

 

なんぴとたりとも、オラのめぇは走らせねぇべーーー!

 

これを研究するのはおもしろそう!

俗に言うリフティングボディミニ四駆でできるのかなスケールスピード的には行けそうなんだけど。

軽量化は限界あるけど、空力で軽くする、という発想はなかったのでは?

これはやってみたいねいい研究材料ができたw

 

ではでは。




ミニ四駆作ってみた〜その219 「ミニ四駆に空力、あるのか?」

ミニ四駆でよく話題にあがるもので「空力」があります。

 

ミニ四駆の重量でダウンフォースなんてかかるわけないので、無意味。

考える必要ないよ!

 

が定説ですがw

しっかり考察してみましょう。

 

ミニ四駆風洞実験した結果からダウンフォースの計算をした資料も見ましたが、これを見てダウンフォースが無いって信じてる人が多いのかな、と思ってます。

世の中の論文が全て正しいと思ってちゃダメだぜ。

 

とりあえずわかりやすく簡単に、レイノルズ数や揚力を出すような計算はせず、比較だけで考えます。

なので、実車、ラジコン、ミニ四駆を同じ形で用意したと考えて比較。

重量換算は密度などは考えず、体積x1で単純化します。

 

実車(スポーツカー準拠)は最高速度400km/hで重さ1tとします。

 

次に、ラジコン。

スケールで言うと1/10で重量は約1kgで考えます。

速度は40km/hくらいかなつまりスケールスピード400km/hに。

重量換算では1tになるわけで。

ラジコンのスケール感は実車にかなり近いと言えますね。

 

ミニ四駆1/32スケール。

速度は30km/hと仮定するとスケールスピード960km/hに。

重量換算は150gで計算すると5t!?トラックかよw

 

こんなミサイルみたいなものになってしまいうんですよね

 

で、実際に走らせて検証するとわかるんですが、ラジコンもミニ四駆も空力のダウンフォースはかかります。

 

ラジコンのほうは顕著に効きます。

実車に近いスケール感ですもん、当然です。

ラジコン界では普通に常識で、速いボディってありますし、ウイングサイズや角度の話はよくしています。

 

で、ミニ四駆は?

スケール的に量は少ないですが、もちろんかかっています。

ボディなしで飛ぶマシンがボディつけると安定する、なんてのは普通にあることで。

しかもスケールスピード960km/h!速度に比例してダウンフォースは大きくなる、ってあたりも考慮するとけっこうかかるかと。

他にも空気が滞留し易いレーンを走るってのもある。

 

ただ、重量比で考えると、実車やラジコンと比べ、ミニ四駆重過ぎるのだ。

実車やラジコンと同じ比にするなら、車重は30g程度でないとダメw電池だけで超えちゃうよ(^^;

 

また、重量的にグリップが出てしまう、と言う意味でもあるので、ダウンフォースの必要がないのが現状。

だって5tの車って考えたらグリップいいなんてレベルじゃないw

 

前後ローフリクションでも無理なバンクが無ければ速いマシンありますよね?

これが理由かと。

思ってる以上に重いので、平面でなら充分グリップしてしまうのだ。

 

ただ、逆に考えると。

超軽量マシンで、大きなウイングを乗せたら、そこそこ大きく効くかも。

ウイングの位置も高くし、角度も鋭角にすることでさらに効くようになるかな。

 

でも結局のところ、

常時滑らせてるミニ四駆にこれ以上のグリップ、ダウンフォースは必要ない

が答えで。

どちらかと言えばグリップを抜きたい場合が多いですよねw

スラストもそうだけど、ダウンフォースが少ないほうが速いのさ。

なので基本的に考えなくていいよね、という結論は変わらないのでした(^^;

 

 

 

ただし。

これはダウンフォースのみの考えで。

空力ってダウンフォースだけじゃないんですよね。

 

たとえば、MAシャーシ。

サイドのマスダンマウント用の「羽」。

これを落とすと、ジャンプ姿勢が変わったりします。

つまり、ほんとうに羽の役割をしてる、ってことになる、かも。

(落とすと剛性も落ち、捻れに弱くなるとかもあるけど。)

 

ボディ形状だって関わってくるだろうし、グランドエフェクトだってあるでしょう。

 

リアヒクオはエアブレーキになってるハズだし、ダンプとかはいろいろ安定しにくくなってるかもしれない。

 

現状、ほとんど誰も考えてない分野で、ミニ四駆最後の思考ポイントなのかも、と思っています。

 

空力のことを考えたマシン、少し作ってみたくなりましたw

 

ではでは。